【驚愕】40代から「老い」は加速する!?
老化は40代から加速する
20代、30代の時と生活スタイルが変わっていないのに
- 太ってきた
- 疲れが取れない
- 体調が崩れやすい
と感じることはありませんか?
これは、「老い」による現象かもしれません。
「老い」つまり「老化」とは、加齢に伴いカラダの機能が衰えていくことです。
この老化は、40代から急に加速すると言われています。
筋肉量は20代をピークに年々低下していきます。
そして40歳前後になると代謝が急激に落ちます。
代謝は、内臓や筋肉、血液、ホルモン、皮膚などを産生・分解し、古くなった細胞を新しい細胞への生まれ変わらせる働きです。
新しい細胞を作る能力が落ちれば、古い細胞の割合が増えます。
そして、飽食・過食・偏食などの食生活の乱れや運動不足、睡眠不足やストレス過多が続くことでも、代謝の低下、つまり老化を加速させます。
この中でも、食生活の乱れが大きく影響してきます。
食生活を見直すことで代謝能力を高め、老化を防ぐことにつながります。
そして20代・30代の頃の代謝能力を手にすることで、イキイキとしたカラダにすることができます。
悪玉菌も老化の原因
年齢と共に腸内の悪玉菌が増えることが最近の研究であきらかになりました。
悪玉菌が多い状態を放置することで、腸内環境のも悪化しやすくなります。
- お腹周りがポッチャリしてきた
- 便秘または下痢が多くなった
- 風邪をひきやすくなった
- 肌のキメが悪くなった
- 肌荒れが増えた
などは腸内の悪玉菌が多い状態が続くことで起こります。
ロシアのノーベル賞学者Mechnikovは腸内細菌が作る「腐敗物質」こそが老化の原因であり、それを防ぐことができれば不老長寿も可能であるという学説を提唱しました。
そして、この腐敗物質を作り出すのが悪玉菌です。
高価なスキンケア商品やサプリを使うことで、一時的なケアはできるかもしれません。
しかし、本質はそこではないんです。
しかも、それらの商品をやめたら再び症状が現れる可能性も高いです。
それなら、根本的な対処方法として、悪玉菌を減らす方法を知り、実践したほうが現実的だと思いませんか?
その方法が、「食生活」と「運動」の見直しです。
根本となる部分を理解することで、あなたの努力もより確実なものになるはずです。
炭水化物・脂質中心の食事は30代まで!?
若い頃は運動を中心としたダイエットや、少し食べるのを我慢しただけでも痩せることは可能でした。
しかし、40代を過ぎるとそうはいきません。
10-20代をピークに基礎代謝は減少していきます。
エネルギー(カロリー)を消費してくれる筋肉量が減少することが影響しています。
消費カロリー以上に摂取カロリーが多ければ太ります。
ダイエットの大原則ですね。
そして、筋肉量が減ってしまった40代以降、若い頃と同じように糖質や脂質を中心とした食事を続けるとどうなるか?
言わずもがな、肥満街道まっしぐらですね。
それと同時にめちゃめちゃ危険でもあります。
若いうちは筋肉量が多く、活動量もあったため、摂取したカロリーを消費できていました。
しかし、運動量が少なくなっている40代以降はそうもいかないですよね。
日々、仕事や家事、育児に追われて自分のことは後回しにするしかない・・・。
でも、カラダはそんな大変な事情を加味してくれないんですよね(まるで相性の悪い上司のように・泣)。
そして、高糖質・高脂質の食事は血糖値を跳ね上げます。
それが長期間続くと糖尿病になったり、中性脂肪が増えることで動脈硬化を促進したりし、生活習慣病になる可能性を高めます。
また、血液中に糖分が過剰にあると、たんぱく質と結びついて変性・劣化してAGEs(蛋白糖化最終生成物)という物質を生み出してしまいます。
このAGEsは分解されにくく、更には
など、全身の老化を進行させたり、多くの病気の原因となることが知られています。
このAGEsを作らせないためには、運動で糖や脂肪を消費するか、摂取量を減らすかの2択になります。
糖分や脂肪を消費してくれる筋肉を増やすためにも、運動はとても大切ですが、一朝一夕で増えるものでもありません。
運動ももちろん必要です。
しかし、ある意味それ以上に
『食生活を見直すことが40代以上には「大切」ではなく、「必要」である』
ということが分かっていただけたかと思います。
また、食生活と運動を見直すことで、見た目の若々しさもですが、免疫力が上がるため病気にもなりにくくなります。
人生100年と言われています。
病気になるリスクを減らすことで、病院に行く時間やお金を減らして、家族との旅行や自分の趣味活動を楽しむことができるようになります。
「未来」の自分は「今」の自分の行動の積み重ねです。
自分のため、家族のためにも、食生活と運動を見直して笑顔あふれる未来を掴みましょう。
あなたがすべき3つのこと
- ジャンクフードや菓子パン、揚げ物を控える
- 発酵食品や食物繊維、白いタンパク質を摂る
- 運動をする
ジャンクフードや菓子パン、揚げ物を控える
悪玉菌は、以下のものを好みます
- 豚肉や牛肉などの赤身肉
- ウィンナーやソーセージなどの加工肉
- うどん、パン、パスタ、ケーキなどの糖質が多い物
- 唐揚げ、とんかつ、ドーナッツなどの揚げ物(高温調理されたもの)
どれも美味しい物ばかりで悲しくなりますね。
「綺麗なバラには棘がある」という言葉がるように
「美味しい物には毒がある」という事なんでしょうね。
悪玉菌が好きな食べ物を中心に摂ると、当たり前ですが悪玉菌が増えます。
腸内環境は、悪玉菌と善玉菌が陣取り合戦を常にしています。
悪玉菌が優位になれば、善玉菌が減ります。
悪玉菌は有害物質を出す以外にも、肥満の現認にもなります。
おじさん体型、おばさん体型でイメージするのは、太っている体型ではありませんか?
そうならないためにも、悪玉菌が好む食べ物を控えて、善玉菌が好む食べ物を摂ることが大切になります。
発酵食品や食物繊維、白いタンパク質を摂る
善玉菌が好きな食べ物は、納豆やヨーグルトなどの発酵食品、食物繊維などです。
特に納豆に含まれる納豆菌は、乳酸菌の増殖を促します。
また、腸内有害菌及び病原菌が増えるのを抑える効果があります。
ラットによる反復経口投与試験により安全性が確認されているので、安心して食べられます。
ヨーグルトは、発酵食品の代表ですよね。
乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌の働きを良くする菌が多く含まれています。
食物繊維は腸内の掃除係です。
悪玉菌や有害物質をごっそりと外に排出してくれます。
ブロッコリーやキャベツ、ゴボウ、大豆類を積極的に摂ってください。
おススメの調理方法
生➔蒸す➔煮る➔焼く➔揚げる
基本的には、この順番が野菜の栄養価を逃がしにくいことが多いです。
ただ、生の場合はは「かさ」が多くなることが欠点です。
蒸したり、煮込みスープにすることで「かさ」が減り、多く摂ることができるので、野菜によって調理方法を変えてみてください。
運動をする
老化に対抗するには食べ物を見直すだけでは足りません。
- 背中が曲がる
- 肩が上がらない
- 足腰が弱くなる
すべて運動で解決できます。
特に下半身は人体の70%の筋肉量を占めると言われています。
また、「老化は足から」とも言われていて、下半身の筋肉を鍛える事は、老いないカラダ作りに必要不可欠なんです。
スクワットなど下半身を使う筋トレを積極的に取り入れてください
また、筋トレに加えて有酸素運動も大切です。
有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどが当てはまります。
有酸素運動をすることで、脳が鍛えられることが分かっています。
特に前頭葉が鍛えられることで、
- 判断力
- 集中力
- 感情のコントロール
の能力が上がります。
裏を返せば、運動をしないと前頭葉が衰える可能性があります。
年齢と共に判断力や集中力が落ちた、我慢ができなくなってきたと感じるのであらば、有酸素運動を取り入れてみてください。
運動時間の目安
1日30分、週5日が理想です。
30分の運動も連続30分じゃなくても大丈夫です。
朝の通勤と昼休み、帰宅時間にそれぞれ10分のウォーキングを取り入れたら合計30分になります。
あなたのライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。
最後に
人間のカラダは食べたもので出来ています。
そして、今のあなたのカラダは過去のあなたが食べた物と活動によって、出来上がっています。
人生100年と言われています。
家族との大切な時間や趣味の時間、人生の後半を楽しむためには、食生活と運動を改善して老いないカラダになることが大切です。
- フライドポテトをやめてサラダにする
- うどんやラーメンをソバに変える
- 朝に10分だけウォーキングをする
など、あなたが取り掛かりやすいものから始めてみてください。
あなたが思う以上に、老いないカラダ作りは難しくないことが分かるはずです。
わかないことなどあれば、コメント下さい。